深刻な病気は知識では助けられない
2026/05/08お子さん亡くされたお医者さんと話した。
しかも小児科医。
これまでに、患児さんの命は
たくさん助けて来られただろうに
わが子を助けられないとは
どれほどの境地だろうと思いながら
会っていた。
語られる言葉は
普通の親と何も変わらない。
ご飯を食べられなかった。
親だけ食べることへの罪悪感。
生きていること自体の罪悪感。
尋ねてみた。
子どもは、病気で亡くなったこと、
病気が引き起こしていることを
お医者さんだと、我々とは違って
より理解しやすいはずだと…
そしたら返ってきた言葉は
ええ、この病気かどのように起こる
どういうものであるかは理解しています。
それでも
一番守るべき立場にある親として
守れなかったことへの自責は別です。
あー、そうなだなあ。
私や、出会った親たちの多くは
病気が起こることは防げないにしても、
自分に知識がないから
起きていることに気づくのが遅れたり
起きていることへの対処が
十分ではなかったことを、
悔み、自分を責めてきたように思う。
深刻な病気には
どんな知識も、及ばないんだ…
止めようはなかったったんだ。
そう思え、少しだけ縛りが緩むのを感じる
と同時に、思ったこと。
どの親も、どんな親も、
みんな内面は同じなんだ。