与えてもらっている「安全性」に感謝

2026/05/18

木の高い所にウルトラマンを置いたのは

スキー場の、パトロール隊長だったと

聞いた記憶がある。

でも、ネットで検索しても

ウルトラマンのことは出てこないので

置いた人のことも出てこない…

 

隊長のことは、出てくる。

2022年4月、このスキー場のオープン前に

ゲレンデの状況を確認するために

一人で出かけたところ、戻って来ないから、

パトロール隊員が探しに行くと

クレパス(雪面が裂けてできた深い溝)

に落ちていた。

 

そういう危険な所がないかを、

オープン前に調べてくれていた。

二人だったら亡くなっていなかったと思う。

発見したとき、意識はあって

救出する間に低体温症になってしまったから。

 

あるいは、2人で行っていたら

2人とも命を落としたのかもしれない。

 

スキー場は安全、と思い込んでいるけれど

何人もの人が確保してくれている安全性に

守られているのだなあ、といつも感謝する。

 

木の中に立つウルトラマンは

あの隊長が置いたものなんじゃないか、と

私は思っていて

「ありがとうございます」と呟きながら

山を登っていく。