聞こえる と 聴く

2008/09/05

英語を、リスニングと書いているときとヒヤリングと書いているときがあるけれど
どう使い分けてるの?と、ダイキに尋ねたところ、
いいこと教えてもらった。
(彼は最近私の質問への答がていねいで親切)。。

話は日本語に及び、
現在は、「きく」という日本語は、「聞く」とも「聴く」とも書くけれど
「聞く」のほうは、聞こえてくるものに対して用いる文字だったらしい。
そーかー。私は、心を傾けてきく場合に「聴く」を用い、
ふつうにきく場合は「聞く」でいいという区別だけだと思っていた。

えらい物知りやねえ、誰が教えてくれたん?と尋ねると、
「中山先生」と言う。
ん?国語の先生が中山先生?と確認すると、
なんと、「小4のときの中山先生やん」と言う。びっくりした。

小4というと、もう学級崩壊寸前で、親はみんなで担任を吊るし上げて
説明会を開かせたり、校長室に抗議に行ったり、大変だった…
私も説明会には出席したが、黙って座っていたのは私とあと1人だけだった。
私が文句を言わなかったのは、ダイキが中山先生と仲良しで、学校が大好きで、
毎日楽しそうにしてたから。
確かに授業はひどかったけれど、彼が先生と仲がいい理由はそれなりにあるのだろう
と思って。

それと、私は当時も、家のことはほったらかしで、
文句など言えたもんじゃなかったから。
今になって、中山先生はやっぱりいい先生だったんだー、と思える。