なんで、そんなこと、言われないといけないの!のとき

2009/06/26

わたし宛の、市民税と県民税の納付書が届いた。
え〜 つらい〜〜
そのとき、「勤労学生」という文字が眼に入り、市役所に電話した。
しかし、私は該当しないことを知る。
該当するのは、学費にも満たない収入の人だった。

私だって、れっきとした、自活のできていない扶養家族であるし、
わずかばかりの収入は、学費と、交通費と、本代に消えている。
だから、私は、とても貧乏なのだ。という窮状を話したところ、
(塾代までは言わなかった。授業についていけないから行ってるのだけど)
(会の活動に没頭していることも、言わなかった。言って通じるワケがない。)

「学校は、アンタが好きで行ってることでしょ」と言われた。
好きで、と言われれば、そうだけど、でも!
いっとき学ぶことで、もっといい納税者にもなれるわけで、と抵抗したら、
「学校行ったからって、収入が増えるなんて保証、どこにもないっすよ」と言われた。
(ほんと、そのとおり)

夜、ダンナに、電話でこんなこと言われた!と話した。
「へー、そんなこと、言うの?」と尋ねられると、
んー、そこまでハッキリ言われたわけではないけど、まあ、だいたい、そんな、かんじ。
と答えながら、私は思った。
たぶん、医療のなかでも、主治医にこう言われた。看護師にこう言われた。
といった話は、
こういう感情が持ち上がってしまうような、状況だった。
ということであったり、
そうなるような心境に置かれていたのに。
ということを物語っている場合が、ほとんどではないだろうか。

伝言ゲームのように、言葉そのまま再現されることは、めったにない。
人間の耳というのは、不思議なもので、
そう聞こえたり、こう聞こえたり、してしまう。
耳の中のうず巻きを回って、入った言葉が変化するのだろうか?
そんなことは、ないでしょう。

では、どうすればいいのか。
耳のなかで、言葉が変化してしまわないよう、気をつけて話せばいい、に決まってる。
でも、人を変えるって、むずかしい・・・
じゃあ、私の耳は、なぜそう聞き取ってしまったのだろう。
そこのところを、ひもといてみると、

あ・・・ 学校に行くことが、しんどくなってきてるかも。
準備に十分時間が、かけられないし、
先生の話すことは、難しすぎるし、、、
そんな思いをしながら、行ってるのに!という、
ふつふつとしたものが、もともと、あったように思う。

そう、あのおじさんが言ったように、「好き」で行ってるなら、
どんな思いをしても、喜んで行くだろうし、
他人の言葉に影響受けたり、しないだろう。
会の用事なら、好きだから、タダでも働き続けられる!

きょうは、2つのことを、しっかりと学んだ。
その1.「何で、そんなこと、言われないと、いけないの!」と思ったときは、
     いま自分が、どういう状況なのか、見つめてみよう。
その2.税金は、びた一文、まけてもらえまへん。