陽子さん、無理して頑張らなくていい

2011/08/31

2011年8月30日 朝日新聞朝刊の小さな記事(購読者の投稿文)
「太陽の陽子ばかりじゃない」に目が留まった。
概要はこうである。

朝の連続テレビ小説「おひさま」で ←私は見たことないが
何度も出てくるセリフがあるらしい。「太陽の陽子」という言葉。
投稿者も、自分の名前が陽子であることを説明するとき、
「太陽の陽子」と言ってきた。
しかし、ずっと違和感を覚えていた。
なぜなら、「私は明るくないからである。陽ではなく陰だ」とある。
「太陽の陽子」なんだからもっと明るくなりなさい、と
周囲の人からも、たびたび言われ
自分なりに努力してきたという。本当の性格を隠して。
無理な演技は疲れた。本性も見破られた。
投稿は、次のように締めくくられている。
「世の中は陰と陽で成り立っているというが、
やはり社会は陽気な人が得するようになっているように思う」。

まったく同感。
私の周りにも、陽気で元気な人、おとなしく目立たない人がいる。
いろんな人がいることがいい、と私は思うが、
どうも、社会では明るく元気であることが優位。

いろんな性質の人がいるだけでなく、おそらく一人の人物の中にも
明るい面と暗い面、たくましい面と弱い面が共存しているはず。
明るくたくましくいようにも、
何かあって、そうではいられなくなるとき
無理をし、演技しなければならないことを
あゆみを失った当時、実感した。

誰にとっても、過ごしやすく住みやすい状態とは
どんなときも自分らしく
ありのままの姿でいられることだと思う。

ちなみに、うちのダイキも、
大樹と名付けたのに、棒のように細い・・