おとなしく行儀のいい関西人
2017/11/09 悪いことは、重なるものだ。
JRが車両事故で、動かなくなって
同じ時間に、阪急では人身事故が起きていて
大阪駅から帰りようがなくなってしまい
やっぱりJRが動くのを待つことに。
動いた!
でも次の駅で止まってしまった。
止まったままで、一向に動く気配がない。
アナウンスに、唖然。
故障した電車に乗っていた人々が
いま線路上を歩いているから、長くかかります的な。
それは長くかかるでしょう。
1駅ぶん歩くのだから。
その人たちが、歩いている間、電車をすべて止めるのね・・・
それって、ずーっと線路の上を歩くのかなあ
途中から道に降りて、道を歩くのかなあ
車いすだと動けないから、足が不自由な人、どうするのかなあ
そんなこと考えているうちに
乗っている電車から、ぽつり、ぽつり、と人が去り
その中に、まだ生後3か月くらいの子を抱いた人もいた・・・
70分遅れで、深夜11時だものね。
タクシー、すぐに乗れるといいね。
それにしても、感心したのは
誰一人として、不満を口にする人がいなかったこと。
それぞれ、ケイタイから連絡したりする仕草も
口元に手を当てて、小声で話したり、
ホームに降りていって、かけたり。
とっても疲れて、うんざりしているにも関わらず
妙に気持ちの良さを感じつつ
ひたすら待ち続けて
辿り着いた。
JRには、必ずトイレに行ってから乗る。
これは、近距離であっても教訓。