年取ってから死別する大変さ
2018/10/28 うわ、乗り過ごすところだった。
と思い、電車を飛び降り、乗り換えようと
階段を上がって行ったが、降りる階段が、ない。
そんなばかな。
キツネにつままれた??
駅名を見てびっくり。
すごい乗り過ごし。
普段、子どもを亡くした人とばかり一緒にいて
たまに、よその会に手伝いに行く。
よその会は、大半が配偶者間の死別。
年代的にも、普段は40才前後のママが多いが
よその会はご高齢の方が多く、高齢男性も多い。
子どもの遺族は、我が子を亡くすことが何より辛いこと
と言い、それはその通りだと思う。
亡くす対象としては。
ただ、死別する年齢が高いと、本当に大変。
これまで長年、困ったときに相談してきた
一番支えてくれた、その人が亡くなったのだから
この辛さを打ち明ける相手を失ってしまった
ということを、おっしゃっている。
この辛さを、別の人に打ち明けるために
SNSなどで交流する習慣が、ない。
スマホやパソコンを使ったことも、ない。
新しいことを覚える気力は、もちろん、ない。
長く生きてきたら、生き方が上手になる
といった思い込みが、世間にはあるかもしれないが
長い年月をかけて培った経験則さえ、役に立たないのが
かけがえのない人を亡くすということなのだ
と改めて思う。
普段「つどい」のあと、眠気に襲われることなどないが
意識が飛んだように、眠ってしまったのも
そう不思議なことではないかも。