治ったらまずしたいこと
2019/06/01きょうもリハビリに行ってきた。
次に行くのは明後日だから、ほぼ1日おきだ。
よく、病気をしたり不幸な目にあったりしたとき
普通の暮らしがどれほど幸せなことか
という言葉を耳にする。
まったく、そう。
左手を上げたり曲げたりできなくなると
パンツもまともに履けない。
腰までは上がるが、もうひと上げが難しい。
もうひと上げしないと後ろが半分出たままだ。
最初からそういう形のもの(超ビキニ)に買い替えるのも一案ではあるが
それだと前が、つまりお腹が半分出たままのようじゃないか。
後ろも前も、すっぽりと入れたい。
パンツより難しいのが、パンスト。
パンストより難しいのが、後ろファスナーのワンピース。
何もかも難しくて、髪の毛洗うのも右手だけで苦戦している。
体が自由になったら、私は何をするだろう。
眠ったまま寝返り。
目が覚めたときに両手を挙げて伸び。
電車が揺れたら右手でも左手でも吊革を握る。
中でも一番したいことは、
背中の右半分の、かゆい所を自分で掻くこと。
しょうもないようでも私にとっての優先順位は1番だ。