ただ2文字で印象は変わるか?

2020/03/31

志村けんさんが亡くなったことについて

小池都知事の発言が、あまりにも心がなさすぎる、と

野党の女性議員が発信している、という記事を見て

小池さん、いったい何を言ったのだろう?と思った。

 

「最後に、悲しみとコロナウイルスの危険性について、

しっかりメッセージをみなさんに届けてくださったという、

最後の功績も大変大きいものがある」と言ったらしい。

 

ああ、こういう発言とかに、私もよく文句言ってるわー

私がひっかかるのは、人の死に、一方的に価値をつける時。

本人がするなら、まったく問題ない。

でも、死者にそれはできない。

家族がするなら、早々にするのは、少し不自然に思える。

でも、家族の言葉には肯定的でいたい。

通常、家族には、本音と表向きの言葉、というものがあるから。

 

で、野党の女性議員の指摘に共鳴できるか、というと

言葉の揚げ足をとる手段として、

利用しているだけのように思えた。

 

小池さんは、記者からコメントを求められての発言だったらしく

咄嗟の言葉って、本当にむずかしい。

「功績」の二文字を、別の言葉で言えば良かったのだろうか?

 

でも、心があるか、ないかは、言葉そのものよりも

語調や表情のほうに如実に現れる。

だから、実際に会見を見ていない私には、文字情報しかなく

文字だけでは、心は、とてもわかりにくい。

 

相手の顔や姿を見て話しをするって、大事なことだ

と改めて思う。