オンラインでわかちあうと
2020/05/28今週日曜日に、初めてオンラインで「つどい」をしたが
よその会からも、どうしたものか、と相談を受ける。
「中止にするより、Zoom、いいと思いますよ」
と答えている。
お顔と姿が見れて
じかに言葉が聴けて、聴いてもらえ
尋ねたら答えてくれて
でも、本当に会う「つどい」と
違うことも、いろいろあった。
一番に、沈黙の質。
つらさが語られるとき、そして
しみじみと自分あるいは子どもと向き合うとき、
語り手の言葉は途絶え、
聴く人は、そのままじっと耳を傾け
無音でありながら、対話として成り立つ。
もっとも深まるときだ。
ところが、リモートで言葉が途切れると、
あれれ?なんか不具合?
ミュートにしているのかも?
「もしもーし、聞こえてる?」みたいな行動に
つい出てしまい、台無しに・・・ ←私だけど
そして、静かな呼応。
小さい声で、ぽつりぽつりと語られても
聴き入っているから、聞き取れるはずが、
マイクが遠いなあ
と余計なことに気を取られてしまう。
息づかいも。
対面して語らうとき、
沈黙のなか、よく声というか息が漏れる。
はー、とため息をついて、間を置いたり
小さく、うん、と頷いていたり
言語ではないコミュニケーションも含め
体験者どうしの「わかちあい」だが
オンラインでは、
明瞭な声を、求めがちになる・・・
外出ができない状況下でも
会わせてくれるのが、Zoomで、
無性に、本当に会いたい気持ちをかきたててくれるのも
Zoomだ。