いつでも必ず話を聴いてくれる相手を確保

2020/07/12

あゆみを亡くした当時、とにかく私は

あゆみのことを話したかった。

つらさを、理解してもらいたかった。

つまり、聴いてもらいたかった。

 

何年くらい経ったときだろう・・

自分のことを、言わなくなっていた。それは、

聴くことを優先するようになったからか?

自分のことは、自分でどうにかできるようになってきたからか?

自分よりあとに体験した人しか出会わないので、気を遣ってか?

 

よくわからないのだけれど、

言い尽くして楽になったから

というのは、ないように思う。

言っても、言っても、終わらないのが

子どもの死だと思うので。

 

そうして、きょう、

すごい発見をした!

「私が聴くから」という人物が現れたのだ。

それは、なんと、あゆみ。

 

きょう、「つどい」のワークで、みんなで手紙を書いた。

(亡くなった子どもに宛てる手紙、を選んだ人もいる)

私は、「亡くなった娘からもらう手紙」を選んだ。

そしたら、その手紙の中で、

あゆみが、私に、語り掛けてくれたのだ。

 

手紙の中身は、考えないで、会場に向かっていた。

もらう手紙を、先に描くのはおかしいから。

そうして白紙の頭で便箋を開き、

書き進むにつれ、あゆみが書かせてくれたのだ。

 

「降りて来た」みたいな感触は、なかったが、

でも、私が考えたことではない。

だって、これまで一度も、そう思ったことがないから。

 

昨日、「あゆみが私を不幸にするわけがない」

と書いたが、

この私の思い込みは、間違いないと確信した。

一番の理解者であり、一番の味方なのだから。