「相手の気持ちも自分の気持ちも大事にする」

2020/08/02

この会を運営するうえで、お子さんを亡くした親御さんたちの

~を大切にする、とか

~を尊重する、とかを強調しているが

では、運営にたずさわるメンバーは

我慢を強いられる局面が多くならないか?

 

このことも、よく考えていなければならない。

そのためにも欠くことができない理念が

「相手の気持ちも自分の気持ちも大事にする」だ。

 

「相手」を先に書いているのは

可能な限り相手を尊重してほしい、と願いながら

でも同等、という方針をとっている。

 

例えば、相手の「気持ち」が

受け止めきれないようなものであるとき、

少なくとも、一人で頑張ることはやめたほうがよく

連携が必要になるが

連携をして、何とか受け止めていくべきか?

 

このあたり考え込むことがある。

おそらく、関わるメンバーそれぞれが

自分の「気持ち」に相談をし

返ってくる反応から手がかりを得ていくのが

良いように思う。

 

世間では、職務上、選ぶ自由はなく

何としても向き合い続けるしかない立場にある人

たくさんいると思う。

 

私たちの活動のメンバーは、本当にやさしい。

みんな心が深い。

だから常に、念頭に置いておかないといけないのが

かかわるメンバーも、全員が当事者である、ということ。