有本さんのお母さんを思いながら見た

2020/08/28

きょうは、夕方5時前からテレビの前にいた。

安倍総理は、本当に辞めてしまうのか・・・

潰瘍性大腸炎というのは、とても深刻な難病なので

復帰されたときは、信じがたかった。

そんなに効く薬ができたのかと。

 

決して治らないのが、難病。

あんなに効いていた薬も、効かなくなるときが来るのだなあ。

「拉致問題を解決できなかったことは、痛恨の極み」

と言われたところで、じーんと胸にきた。

それは心からの思いだとおもう。

 

辞任を受けての街頭インタビューでは、

きつい言葉も見られたが、もっともきつく聞こえたのは

有本さんのお父さんの言葉。

有本さんは、海外で拉致されたままの若いお嬢さん。

 

お父さんは、安倍さんをすごく買っていて

一番信頼していて、期待してきて、

でも、今回の辞任で帳消しや、みたいな語気。

責めているのか、惜しんでいるのか、わかりにくく

怒っているように見えた。

 

有本さんのお母さんは、94才で亡くなられたが

まだ拉致問題が広く知られていなかった頃

駅前で、署名活動をされていた。

私は、通学途中(当時は院生)だったので、足早に素通りし

後になって、あの署名は!と気づいて

あゆみのことを「ひとごと」のように聞かれ、つらかった私が

娘さんのことで、一生懸命で、必死なお母さんに

あのような態度、ない、と苦しくなった。

 

この拉致問題、安倍さんが解決に導くことができれば、

本当に良かったのだけれど、

病気の体でここまで頑張ってきて

(マスク2枚配布だけ、やめておいたほうがよかったけれど)

私は批判する気持ちは0%だな。