どうして生きてこれたのか尋ねられた
2020/11/08きょうは「小さないのち」の「つどい」だった。
つどい中もいろいろ語らったが、終わった後、立ち話で
言ってしまった。
「もう少し生きたら、きっと楽になると思うよ」
これ、時間薬と言われる経年変化のことではない。
子どもの死は、年数を経たくらいで楽にはなれない。
私が言う「もう少し生きる」は、
もう少し年を取ること。
若いうちに子どもを亡くすと
あとどれだけ生きなければならないんだ・・・
と途方に暮れる思いがする。
あと大して生きない感じ
がしてくるお年頃になったら
苦しさ、マシになるから。
ぶっきらぼうな言い方してしまったが
うなづいてもらえて嬉しかった。
言葉足りなくても、通じ合う関係。
同じ道を行っている感覚。
あと大して生きない感じ
がするまでは、ものすごくつらいよね。
どんなにつらくても、眠ったままになることがない。
朝、目が覚めてしまう。
きょうも生きましょう
と、現世に連れ出されてしまうから。