亡くなった子のブンも生きるのは大変

2020/12/11

先日、弟さんを亡くしたお姉ちゃんと話すなか

周りの大人の、良かれと思って言ってくる言葉の

「うんざり」ついて教えてくれた。

それは、

「亡くなった〇〇君のブンまで(生きてね、とか)」

 

弟のぶんは、弟のです

亡くなったからといって貰うことはないし

私は私のぶんだけで手一杯

 

めっちゃ分かりやすい。

そう。この「ぶん」は、よく言われること。

 

で、きょうテレビで見たお母さん、面識はないのだけれど

お子さんが亡くなってからの心境の変化について

「ずっと申し訳ないばかりでした。自分が生きていることが」

(このことは、日頃よく耳にする)

そして、

「今は、息子のぶんも長生きしたいと思っています」

とご本人の口から出た・・・

 

普通に生きて、85才くらいだとすれば

亡くなった子のブンまで110才くらいまで生きるぞ!

ということかいな?

 

たぶん違うように思う。

テレビって、

テレビ的にほしい(前向きな)言葉がいただけるまで

何回も何回も同じ質問を繰り返すようなところあるから

これくらいのところまで言わされたんじゃね?

と思った。