隣の診察室の3才児と1才児

2021/02/09

肩の術後の経過観察はまだ続いていて、

私が待っていたのは、外来の7診。

隣の8診は、小さい子専門?

3才くらいの男の子に続いて1才くらいの男の子。

どちらも腕にギブスをしていた。

 

3才の子は、保育園のジャングルジムから落っこちたとか?

と勝手な妄想を繰り広げる私。

じゃあ1才の子が腕を折るって、いったい何をしたら??

こういう発想が、親の虐待を思い込んだりするのだろう。

 

私が出会ったお母さんも

お子さんは事故による怪我だったのに

上のお子さんが事故で亡くなった直後だったため

虐待を決め込まれてしまい、ひどく傷ついた。

 

疑わしければ、他人の子であっても、守るため

通報をする人は、必要だと思う。

一方で、誰が通報したのかもわからないまま

犯人扱いされる親、しかも遺族であれば

一生癒えないくらいの傷を負ってしまう・・・

本当に難しい。

 

8診に行った男の子たち

3才と1才ではずいぶん違った。

3才の子は、鳴き声が聞こえてこなかった。

涙が目にぶら下がったままこらえた。

1才は、トコトコ入って行ったものの

慌ててママにしがみつき、

ドア越しに、ぎゃ~!!

まだ何もしてないと思うよ。

早く治るといいね。