やはり未来は誰にもわからない

2021/07/07

NHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」を

毎朝見たいのだけれど、録画がたまり

ようやく6月ぶんが終わる回を、きょう見て

これって、つらいな、と思った。

 

気象予報士(役)が言う。

「未来は、平等に、誰にもわからない。

でも、気象現象はわかる」と。

 

その理由として、

私たちの頭上で起きる気象現象は

数日前に海外で起きた現象に必ず起因するので

それを分析すれば、未来に何が起きるかわかる

という理論を述べているのだ。

だから危険を予測し回避できる、と。

 

その理論は、研究し尽くされたものなのだろう。

けれども、

今回の大雨によって、あの災害が起きると

誰が予測できただろう。

 

「未来は誰にもわからない」のまんまだ

とさえ思った。

 

放送日は、災害の数日前だったが

翌朝であっても、この放送はされたのだろうか・・・

遠く離れたところから、いま見ても、

胸がいたい。

 

自然科学や防災に対して

はっきり公言しなければならないことはあるだろう。

でも、断言できることは

とても限られているように思える。