再会できたら大泣きしちゃうと思う

2021/07/09

きょうは、看護大学の授業で、

あゆみのことだけでなく、

私の闘病中のことを聴いてもらった。

私の担当をしてくれた看護師・福田さんのこと。

 

私の入院中の闘病は、壮絶だった。

大きな手術による副障害と、抗がん剤で、

うつのようにもなったし、

家族は、ダイキが小さかった為ほとんど来れず、

支えてくれていたのは、やはり福田さんだった。

 

授業の最後に、学生さんが、

福田さんのほかに支えになったのは?

と質問してくれたのに、

どうしても福田さんの話になってしまう。

 

終わってから、あっ、と思った。

ほかに支えは、

同じように入院していた同病の女性たちだった。

シングルマザーのひと

ダイキより小さい子どもをもつひと

子どものいない夫婦仲のいいひと

旦那にオンナがいて滅多に面会に来ないひと

そして私は、子どもを亡くしているひと

 

それぞれに抱えていることがありながら

闘病を支え合った。

でも、、、

私以外、全員亡くなってしまった。

 

こういうことがあると、

みんな果敢に病気に立ち向かったのに

何で・・・?

と思うだけでなく

私だけが生きていいのだろうか・・・

という辛さを背負ったりする。

サバイバーズ・ギルトだ。

 

このことは、うつが、ぶり返さないように

直視を避けたように思う。

 

福田さんのことは、いくら話しても

思いは尽きない。

心から感謝するだけでなく、

もっとも尊敬しているひと。

 

タレントみたいに、

会いたい人を探し出して会わせてもらえるなら、

福田さんと再会させてほしい!