会を創るときに居合わせてくれた人
2021/10/25きょうは、終日仕事で
先日から読んでいた小中学生の作文の、二次審査会だった。
一緒に審査をしてもらっているお一人は、
あゆみが亡くなって、すぐに訪ねてくれた新聞記者だった人。
きっかけは、私が新聞社に手紙を書いたから。
当時、あゆみの病気は知られておらず
何人亡くなっているかも把握されていなかったから。
記事を書いたら終わり、のような記者は多いけれど
彼とは、何年か間があいても、会っていて
結婚も、離婚も、知っていて、
新聞社をやめて作家になったことも
食べられず大変だったことも
賞をとって名を馳せたことも
いきなり教授になったことも
ぜんぶ知っていて
文才があるから、審査も手伝ってもらう。
休憩時間に、いろいろあったなあ、と
その軌跡を思い浮かべていたら
「坂下さんも、いろいろありましたよね」
と言われて、あ、まあ、そう。
「あれから、続けてるのが、すごい」
と言われると、自分でも、そう思う。
出会った母親と2人で、会を創りたい、と相談し
記事を書いてもらうために、3人で会った。
「Tさん、どうされてますか?」
と尋ねてくれて嬉しかった。
よく覚えてくれていて。
数年前に辞めたと知らせるのは、つらかったけれど
「え!数年前まで続けてたんですね」
と言ってくれたので嬉しかった。
20年以上続けることは
やっぱり難しいのかもしれない。
20年近く一緒に運営できたことが、すごいこと
と改めて思った。
私は、、、と考えると
集ってくれる人がいる限り
これからも、いくらでも、続けていたい
と改めて思った。