「今が人生の華よ」と言われたころ

2021/12/24

私のセルフケアは、スキーなのだけど

これがストレスになってきそうになり

(周囲が上手すぎてぜんぜん追いつかない)

だったらもう一つ何かを、とアドバイスされ

月1回、通うようになった教室がある。

 

そこでは、一般的?平均的?主婦の方々の

暮らしや関心事がよくわかる。

 

高齢の姑さんが、入院することになり、

指輪を外すよう指示があったので

家族の手で外し、家族が保管していたが

姑さん、目を覚ますと

「指輪が、指輪が!」と大慌て。

 

とても大事なものなのだ。

70年近くなるという結婚式ではめた指輪。

旦那さんは、ずっと前に亡くなられて

変わらず左手薬指にあった結婚指輪。

 

亡くなられた旦那さんは単身赴任中で

小さいお子さんが、帰って来る時間だから

早く家に戻らないと、と

おちおち入院していられない。

 

この話を聴きながら

一番いい時期に戻る、ということかな?

と思った。

子育てに忙しくて

子どもに必要とされて

張り合いがあって、成長が楽しみで。

 

あゆみが産まれたころ、仕事が忙しくて

毎日へろへろの私に

今の私くらいの女性から言われた。

「今が一番、人生の華よ」

 

その時は、寝たい、一人の時間がほしい

しかなかく、ピンと来なかったが、

私が、もっと年取って

どこかで時間が止まったままになるとしたら

あの時がいい!

と思った。

 

一人の時間なんかいらない。

あゆみのために

擦り切れるまで体力使いたい。