あんな母親の言うことを聞いていたら

2022/02/25

一昨日の日記で、思い出した。

滑空してきたスノーボーダーに、当て逃げされた時のこと。

 

スキーは、前向いて、前しか行かないが

スノーボードは、後ろ向いてたり、壁を登って行ったり

上から飛んできたり、くるくる回ったり

何するかワカラナイ。

 

上から飛んで来て、私の上に落ちたので

私は脳震とう起こし、記憶がないのだが

そいつ、最初は私の横で、棒立ちになっていたらしい。

高校生くらいだったらしく。

 

で、離れたところにいた母親が

早くこっち来い!みたいに

しきりに手招きして、呼び寄せ

逃げた。

 

という一部始終をダイキが見ていたのに

何の助けにもならなず

まだ学生だったし

ダイキの性格ではなあ、、と思った。

 

それにしても、その母親

なんということ!

 

私や、私と同じ立場の親たちは

自分がこれまで生きてきたなかで

知らず知らずにでも積もらせた罪のせいで

子どもが命を落としたのではないだろうか

と真剣に考え、落ち込んだりしている。

 

なのに、その母親

子どもに罪を背負わせるなんて

有り得ない。

 

そんな母親自身、これまでに

積み重ねてきた罪は相当なものだろう。

 

あのときは、パトロールに見つかって

退場させられてしまったこと、だけ頭に来ていたが

よくよく考えたら

あんな母親の言うことを聞いて育っていく

彼の将来が、危ぶまれる。

 

なんて関係ないか?

悪いことして、ずるいことして、人に嫌われて、

病気もせず、長生きしてる人

一杯いる。