避けようのない事故だったのかなあ

2022/04/11

病気で子どもが亡くなって

どういう病気なのか、分かっていたとしても

なんで、なんで、と思い続けるものだが

事故であれば、もっと複雑なのだ、と

きょう見たニュースから感じた。

 

お母さんの自転車に

一緒に乗っていた3才の男の子が

お母さんがこけたため

サドルから投げ出されてしまい

後ろから来たトラックに轢かれて

亡くなった。

 

なんで、こけたのだろう・・・?

歩道もない、狭い道だから

横の壁とかにひっかかったのかもしれない。

 

では、なんで狭いその道を通ったのだろう・・・?

狭いけれど、これ国道。

逆に、何で国道なのに歩道もないんだ?!!

 

お母さんは、こけたこと以前に

子どもを乗せて、この道を走ったことを

ひどく悔やんでいると思う。

子どもに申し訳ない思いで、一杯だろう。

 

でも、法的には

母親は罪に問われないようだ。

たまたま横を走っていて

その子を轢いてしまったトラックの運転手だけが

現行犯逮捕されている。

22才・・・

 

この青年も、青年の親も

つらい一生になってしまったなあ。

 

ふと、友人のことを思い出した。

車で走っていたら

高いところから人が転落してきて

彼女の車の上に落ちてから、亡くなった。

 

そういうアクシデントの現場を

たまたま通った、という彼女は

何年間も心療内科に通い

大変だった。

 

人を死なせてしまった感覚(感触らしい)が、

刻み込まれてしまい。

 

普通の人は

すごく善良で

そして繊細で

思いのほか脆いもの

と思える。