怒らせたと思ってたら怒ってなかった

2022/04/21

子どもが命を救ってもらおうとする場面を

断片的にでも、見る機会があれば

という提案を、

20年ほど前、親しくしていた医師に言ったことがある。

その人なら、同感、と返ってくると思っていた。

 

ところが、

「外科なら手術室を見せろ、と言われないのに

何で救急は見せないといけないんだ」

と反論されたので

私は、怖気づいた。

 

それから、その先生とは疎遠になっていき

おそらく私のこと、

鬱陶しくなっただろうな

と思っていた。

 

あるとき、連絡があり

用があって会った。

もう、あのこと、言わないほうがいいかな?

と思ったけれど、大事なことなので

思い切って聞いてみた。

 

私は怒られたような気になったけど

かなり気分害されました?と。

 

「なんのこと?」と言われ

もう一度話すと・・・

 

「そんなこと、僕、言った?」

と言われ、えーーっ?と思う。

ホッとした部分もあるけれど

あのリアクションは、何だったんだろ??

 

「若かったんだよ」

と言われた。

 

今なら同意してもらえるのか、再確認すると

「するよ」

と言ってもらい、自信がついた。

 

さらに大事なことは

肝心の、親側の考え方だ。

考えが揃うことはないけれど

多くの人は、どう感じ考えているのか?

 

もっとじかに当事者にあって

体験談を聴いたり

考え方を聴いて

把握していかないと。