風もないのにグルんと回るおもちゃ

2022/07/04

「小さないのち」ではない遺族会に行って

ご遺族のお話を聴きながら

フシギすぎる。

やっぱり、いる!と思った。

 

お花を生けてあげて

お仏壇に話しかけたら、

なんと花が

お辞儀をするように、ぐーんと頭を下げた

という。

 

これは返事で、

喜んでいる意思表示。

 

こういうかたちで対話ができるって

すごいなあ。

通じているんだ、と感激し

家に帰ってきて、

「小さないのち」の会員さんに電話した。

 

お母さんに用があったが

お父さん(旦那さん)が出られ

いまお風呂入ってます、と言われたので

じゃあ後で、と切りかけたとき

 

あ!待って!

と大きな声を出してしまった。

まず

「10日のつどい、来てくれます?!」

と尋ねた。

 

「そしたら観覧車もってきてー!!」

 

これだけで通じる。

次の「つどい」では

お子さんの思い出の物や、お子さんの物を

持ち寄って語らうのだけど

この家の、おもちゃの観覧車は

風もないのに回るのだ。

 

この話を、以前「つどい」で聴いたとき

へーーーーと驚き

現物が見たい、見たい、と思っていた。

 

「どこにでもある、普通のおもちゃですよ」

とお父さんおっしゃるが

どこにでもある物ではない。

どこにもない、特別な1機だ。

 

写真も撮らせてもらう約束した。