「死にかけた」人の説得力ある呼びかけ

2023/04/03

一昨日、自転車に乗る時のヘルメット、

髪の毛ぺたんこになるから

被りたくない、なんて書いたが

「死んでからじゃ遅い」

というタイトルの記事を見た。

 

呼びかけているのは、18才の男子学生で

小6のとき、車にはねられ、生死をさまよい

3日目に奇跡的に意識が戻った人。

 

親から被るように言われていたのに

たまたま被らずに自転車で出かけた日、

事故に遭った。

 

その日、彼がヘルメットを被らなかった理由が

私には意外なものだった。

寒かったから

上着のフードを頭から被りたかったが、

ヘルメットを着用すると、被れなくなるから。

 

ヘルメットでは寒い??

私にとっては温かいものでしかないが・・

スキーで被るヘルメットは、

内側が起毛だったり、耳も覆っていたりする。

そうか、年中かぶるものは

風通しが良いのだな。

 

一応、自分は死にかけた人なんで、             

その体験を少しでも知ってもらえたら、                                  

みんなが事故する前にヘルメットを                          

かぶってもらえるんじゃないかなという思い。

と言っているが、その通りだと思う。

それだけの体験をした人の言葉は、説得力がある。

 

さらに説得力があるのは、

彼が今年、国立大学に合格して

元気に入学式を迎えたことだろう。

 

大事故に見舞われながらも

回復を遂げられたのは

ヘルメットのお陰にほかならない。