動物福祉と動物愛護はぜんぜん違った~

2023/04/06

昨日、「動物福祉」という言葉を初めて知った

と書いたが、

この意味はとても深い。

 

人間が動物に対して与える痛みやストレスなどを

最小限に抑える配慮により、

動物の待遇を改善しようとする考えのこと。

 

だから、

例の、ペンギン池に芸人が飛び込む、といった無配慮は

ぶつかって痛い目にあわせたりしなくても、

びっくりさせて「ストレス」を与えてしまう。

動物園は、衛生面についても指摘していた。

 

動物福祉、という言葉は近年導入されたが

私たちに馴染みがある言葉は、動物愛護だろう。

この2つ、何か違うのだろうか・・・

 

ぜんぜん違うようだ。

動物愛護とは、

人が動物に対し「大切にしよう」と思う心のこと。

人の感情面に焦点を当てている。

 

もう1つ、大きな違いは、

動物愛護が、人目線の考え方であるのに対し、

動物福祉は、動物が、幸せに生きていくこと。

 

だったら、、、

ぐらついた~

小学生のとき、飼育委員、いやだった。

くさいし、きたないし。

でも当たってしまったから、やった。

 

胸が痛い・・・

もし、好きで愛情持ってお世話したとしても、

狭い檻に入れられて、

知識のない子どもに、テキトーに世話されて、

あの動物たちは、幸せだっただろうか。

幸せではなかったと思う。

 

子どもたちに、生き物を大切にする心を養おう

と、行われていたのだろう。

動物愛護の観点で。