「やっぱり育てたい」と申し出る親

2023/07/12

熊本の赤ちゃんポストのことを昨日書いたが

この「ポスト」は病院が運営してくださっている。

そこに生後間もなく預けられた女の子がいた。

女の子は、3週間ほどこの病院で過ごし、その後、

乳児院で暮らしていた。

 

ところが、母親が引き取りに来て

4才で亡くなっている。

死因は、テーブルの上から床に転倒させたこと。

 

4才が、テーブルから床に落とされて

亡くなってしまうだろうか・・・?

打ち所が悪ければ有り得るのかもしれない。

 

それより、

何でテーブルの上に?

何で落とした?!

 

訳が分からないが、

訳が分からないようなことが

日常的に繰り返されていたかと思うと

胸が締め付けられる。

 

昨日も書いたが

子どもを手放す親を、どうこう言うつもりはない。

手放したら、もう、

子から離れてくれるほうがいいんじゃないか?

引き取りに行ったら、親の立場は強い。

 

子どもは母親のもとで育つといい

という考え方はあるだろう。

でも、一旦手放した人は、

ものすごく大きな結論を下した人であり

「やっぱりいります」

と考えを変えたからといって

完全に任せて良いものだろうか?

 

育てる力が不足していること

公的な助けなしでは無理だということ

もっと認識しないと。

 

最初に命を預かった病院も

「一度預かった赤ちゃんが命を落としたことは非常に残念」

とコメントしている。

ほんとうに残念。

悲しすぎる。