挨拶するのがしんどくなっていった理由

2023/07/16

水中ウォーキングで、すれ違う人に

先に挨拶するか、どうするか、なんて

どうでもいいこと考えるようになったなあ

と自分でも思う。

 

あゆみが亡くなったあと

挨拶はしんどかった。

最初のうちは、それまでと変わりなく過ごすよう

心がけて、小さい声でも挨拶していたが

ある日を境に、しんどくなっていった。

 

向こうから知り合いが来るのがわかり

挨拶するつもりで歩いていたら

相手も気付かれ、と同時に

手前の角を曲がって行った。

 

えっ・・・

 

それまで人からは、

「何も言ってあげられることがないわ」

といった言葉はかけられていた。

私は好きな言葉ではなかった。

 

何かしてあげられる

と思えることが有ることが、大事らしい。

実際は、してもらって嬉しいことは

一杯あるのに、

「ない」ように思われるのは

なぜ?

 

つらさを消すとか、元のようになるとか

そういうことは無理だけど、

そのあたりを目指している

ということなのだろうか?

 

相手がどう接していいか、わからないように

私も、どう反応すればいいのか、わからなくなり

元気そうにはできず

元気そうにする気にもなれず

人に挨拶をすることさえ

顔を合わせることさえ

しんどかった時期は、長く続いた。