関西人のやりとりに北海道民あ然

2024/02/11

また「池にはまった赤ちゃん」のことだけど

お母さんは、

借りた上着をクリーニングに出してから

手土産も用意していた。

 

これを見て思った。

借りたものを返すだけでなく

御礼もしたかったよね。

気持ちをこめて、何か。

 

ふと思い出した。

先週、北海道に一緒に行ったメンバーの

職場から電話がかかってきた。

手違いがあって、お客さんからクレームが来ていますと。

「菓子折りでも持って行ってきて」

と頼んでいた。

 

私、ツッコミ入れた。

「しょーもない千円くらいの菓子折り

持って行ったら、もっと怒らせるで~」

そしたら

「確かに。虎屋の羊羹あたりどう?」

 

このやりとりに

北海道の人、驚いていた。

 

北海道の人は、素朴で人が良く

何でももらったものを

気持ちよく受け取ってくれるという。

 

ひゃー、関西人は、そうはいかんわ。

怒らせたからには、「誠意」を見せないと。

 

でも、これも、よくよく考えたら

違う気がしてきた。

誠意とは、心からの思いを

言葉や、態度にこめるもの、としたら

モノではないなあ。

 

2千円しかない人の千円と

1万円持っている人の千円では

値段の価値は違うし。

 

でも、まあ、仕事で謝罪に行くんだから

虎屋の羊羹がいい。

 

お母さんが探している、もう一人

看護師さんも見つかり

会ってお礼が言えるといいなあ。