アスファルトに顔面ぶつけた気づき

2024/02/13

自分で自分のことが

ものすごく不安になることがあった。

記憶というか、それ以前に

出来事の認識。

 

休みの日は、相変わらず雪を求め

昨日は長野県にいた。

そこで思いっきり、顔からこけた。

 

地面が凍っていることに気づかず

アスファルトに、顔から突っ込んだ。

両手に荷物を持ち、

両手ふさがっている状態だったから。

 

あまりの痛さに

起き上がれなかったが

うずくまって思っていたことは

これ、きっと、お岩さんみたいになるなあ

ああ恥ずかしい・・

 

ところが時間が経っても、

痛いものの

顔は、そう腫れなかった。

 

そのあと滑りまくり

夕方、お風呂に入ったときに

ぎゃー痛ったー

ひざがズル剝けになっていた。

 

えっ、顔から突っ込んだんじゃなかったん?

顔より先に

膝を着いてたんや・・・

 

このことに、ものすごく驚いた。

と同時に

不安になった。

 

これまで、いろんな出来事を

主張したり、釈明したり、と

事実に基づいて、してきたつもりが

その何割かは

うそを言ってきた気がしてきた。

 

もっとも不安になったのは

あゆみが亡くなる背景や経緯のところ。

取材を受けたり、本を書いたり、数えきれず講演したり

いまも授業で触れているが

本当のことを言ってきたのだろうか・・・?

 

特に、突然の、衝撃的な出来事ほど

正確に捉えることは難しい。

「そんなはずない!」

という激しい拒絶や感情が

救急体制や、医療従事者の言動などに対し

認知をゆがめた可能性、

あってもおかしくない・・・

 

今回の、「顔からこけた」思い込みにより

何ごとも、

断言、言い切りって、

できないものに思えてきて

発言に対する不安が、急に押し寄せた。

 

足腰の衰えに対する不安など、

そっちのけで。