子どもは亡くなってからも出会いがある

2024/05/08

昨日書いた

人が生涯に出会う人の数は1700人くらい

という話、この会のお子さんたちは

おそらく達していない・・・

 

あゆみなんて、数十人も出会っていない。

でも、生前には無理でも

死後にだって出会うことはできる

と私は思うようになった。

 

たとえば、この会。

「あゆみちゃん」と呼んでくれる人

大勢いる。

あゆみに直接会っていなくても

あゆみと出会ってくれている。

 

このことを、もっと拡大して

「小さないのち」では、有志のお母さんに

医療従事者に向けて講演をしてもらっている。

(グリーフケア交流講座という名称で)

 

ここでお子さんのことを話してもらって

その体験談に、医療者が感銘を受ける

行動の指針となるような情報を得る

職場で伝えてくれる

同じように行動してくれる医療者が増える、、、、

 

お母さんの言葉を通して、亡くなったお子さんは

人と出会っている。

人の心を動かし、意識に働きかけ

多くの人(医療者)に影響を与える。

 

医療者に影響を与えるということは

その先にいる多くの患者・家族に影響を与える。

そう考えていくと

どれだけの広がりを見せるだろうか。

 

1700人どころではないではないか。