病気だけど「事故のようなもの」と言われ

2024/06/27

悪いのは病気で、

あゆみは病気の被害にあって亡くなった。

私も、病気にあゆみを奪われた

だから私も被害者。

と昨日は書いた。

書いてから思い出した。

 

あゆみは、一人寝かせている間に

感染症が一気に重症化した。

 

このことを

一人の医師から

「これは事故に遭ったようなものだから」

と言われた。

 

この医師は、私の気持ちを救おうと

かけた言葉だったと思う。

だから黙って受け取ったが、

私は、この言葉、いやだった。

 

事故じゃないから。

というよりも

「だから仕方ないよ」

みたいにスッと行かれると

私はさらにとどまりたい気持ちにもなった。

 

それと、

事故?それは大変じゃない

とも思った。

なんでそんなに簡単に言うかなあ、とも。

 

実際、のちに出会う

事故でお子さん亡くされた方々は

本当に大変・・・

 

あのとき

「インフルエンザ脳症は、事故のようなものだから」

と言われた言葉を

「この病気をそんな簡単に言わないでほしい」

そして

「どんな子供の死も簡単に言わないでほしい」

と思ったことは、

まだほんと日の浅い頃だったけれど

私は受け止め方、

ズレてなかったように思う。