死んでからも救おうとして騙された

2024/07/10

下校途中に行方不明になった友梨さんのお父さん

「探し出せる専門家がいる」ともちかけられ

7000万円払い続けた話に

なんで?!?

と思われるかもしれないが

生きたままいなくなった子の親なら

何をしてでも救い出そうとすると思う。

 

私は、亡くなってからでも

そういう境地に追い込まれたことがある。

 

あのように突然亡くなってしまうと

起きたことに頭と心がついていけず、

あゆみは苦しんでいるんじゃないか!?

と思ってしまったり、

とにかく、あゆみの思いが知りたくて、

知りたい、知りたい、と願っていたら、

「聞くことができる」という人が現れた!

 

いろいろ教えてもらったのちに

「供養が必要」と言われ

70万円払った~

 

友梨さんのお父さんは、この100倍・・・

生きている子であれば

お金が必要なら、家を売って、借りまくって、

いくらであっても、私も払うと思う。

 

亡くなってからでも、

もう死んだとわかっているのに

暗示にかかったようになったもの。

 

もっと請求されても、払っていたように思う。

こちらから救える方法は

これしかないと思いこんだら。

 

だから!

亡くなった子どものことが「わかる」

という遺族ケアの方法を、

私はものすごく危惧している。

 

ところが・・・

私みたいに、親の弱みにつけこむような

悪人ではないセラピストによって

心の回復を助けられている遺族が

とても多いことも事実。

 

誰と出会うか、

出会いって大事だと思う。