起きるはずがないと思っていたことも起きる

2025/02/28

昨日は、エレベーターの事故で

31才の若い尊い命がうばわれたが

きょうは遊園地のアトラクション点検中に

若い尊い29才の命がうばわれてしまった。

 

エレベーターが開いて、籠がない

などあり得ないような事故だが

アトラクションを止めて点検中に

動き出した車両にひかれるのも

あり得ない事故に思える。

 

この遊園地では、絶叫系のアトラクションで

けが人が続いたから、それは廃止されている。

今回のアトラクションも、相当な迫力で

こんな複雑な動きをしながら、高速で走る?!

と驚きの構造だが、スリルを求めるのだなあ。

 

その期待に応えるべく、安全確保に努めたはずが

点検は安全じゃなかった。

乗客の命も、従業員の命も、大事にしてほしい。

 

国土技術政策総合研究所、という機関が

遊園地での事故を記録し、発表している。

驚くほど多い。

乗っている間の事故も、点検中の事故も。

 

どんなに技術が進歩しても、気をつけても、

事故はなくならない。

人間がかかわっていることに

発生率0%は、ないことだろう。

 

私も、スリルが味わえるアトラクションに

乗るの好きだった。

長時間並んで乗っていた。

その頃は絶対安全と思いこんでいたから。

 

あゆみが亡くなって、

信じられないことは、起きる。

起きるはずがないと思っていたことも、起きる。

と知って

怖いと思うものに近づかなくなった。