殴られても「よかった」と言い退ける母

2025/05/13

すれ違いざまに、面識のない妊婦の

腕を殴った男が逮捕された。

 

男は、腹部に手を伸ばしてきたので

とっさに手でかばったために

腕を殴られたという。

 

この男、「ふり」ではなかったわけだ。

もし腕でかばっていなければ、

お腹を殴られていた・・

考えるだけで戦慄が走る。

 

ちょうど、15才が80才女性を刺し

「誰でもよかった」と供述しているが

この事件は、「誰でも」ではなく

妊婦を狙ってのこと。

 

と言うのも、

コメント欄を見ると

同じ目に遭った女性が多くいる。

なぜなんだろう・・・

 

高齢男性からの被害が多いように見受けられる。

殴られた女性もいれば

ショッピングカートをお腹にぶつけられた

という女性もいて

弱いものを狙う、の部類だろうか?

弱いもの、というくくりではなく

妊婦に対し、独特な悪感情を抱くのだろうか?

自身の母親に対する根深いものだろうか・・?

 

私の勝手な思い込みに

妊婦に悪感情を抱きやすいのは

女性だと思っていた・・・

 

私も、あゆみが亡くなった直後は

妊婦さんやベビーカーを押す女性を

直視できず、

ベビーカーの中をのぞいてしまう自分が

想像できるので、離れて歩くようにしていた。

 

ネガティブな感情ではある。

けれども、離れて、うつむいて、

とぼとぼ力なく歩くだけ。

 

それにしても、

一人の女性のコメントに目をみはった。

「自分も妊娠中に殴られたことがあるが

頭だったので、お腹じゃなくて良かった」

って、なんにも良くない。

お腹、お腹の子以外なら

不幸中の幸いにしてしまうところ

母は本当に強し、だ。