辛いことばかりでも「いいこと」に気付く

2025/11/02

退院して暮らすには

訪問してくれる主治医が必要になる。

 

うまく見つかって、とてもいい先生で、

しかも専門は脳。

どうやって見つけたのだろう?

 

聞いて、驚いた。

奥さんが自宅で倒れたとき

救急車で運ばれた病院の、救急にいた

脳外科の医師だという。

つまり最初に診た、命を助けてくれた人。

 

その医師を、ずっと頼りにしていた。

でも大きな病院の医師だから

病院でしか会えない、はずだったのが

開業することになったらしい。

 

開業しても往診してくれるとは限らないが

お願いしたら快諾してくださった。

何というタイミングの

何という幸運。

 

辛いことばかりのなかで

「いいこと」みつけて数えられる人は

不幸のどん底に自分を置くことがない。

 

その先生をネットで検索したら

「誰でも診る町医者になりたかった」

とあって、

脳の難しい手術をばんばんしている医師に

こういう人がいるのだなあと

気持ち救われる思いがした。