重病の子ども達を助けた先にあるもの
2026/01/17小児科の女性医師と話していて
涙が出ていた。
「昔は、小児科続けるか?結婚するか?
の時代だった」の話。
重病の子がいると
何日も泊まり込んで治療にあたる。
それが当たり前だった、と。
えっ、じゃあ実際に
結婚あきらめて小児科医つづけた先生
いたんですか!?
と聞き返した。
「いたよ。この子たちが私の子どもって」
と聞くなり、涙が。
いろんな思いが込み上げた。
そこまで重病の子どものこと考えてくれて
という有り難い思いだけではない。
そのような先生も、年を取り
退職を迎え、
一人の高齢女性となったとき
もう家族もなく
一人ぼっちかもしれない…
そのころ助けた子どものほうは
元気になって大人になり
結婚もし、子どもも産み、
病気だった子の親は孫に囲まれ
賑やかに暮らしている
そんな光景が目に浮かんだから。
そんなの不公平…
先生が言うには
「それが素晴らしいこと、と思える人が
そういう生き方を選んでいくから、
幸せな人生だったと思っているはずよ」
そう聞くと、さらに込み上げた。
そうかも知れない。
素晴らしい生き方を貫いた女性を
孤独で気の毒なことのように思うのは、
確かにおかしい。
でも、女性の小児科医が
働きやすい、子育てしやすい労働環境は
とても大事なことと再認識した。