『花びらは散っても花は散らない』

2026/04/03

桜が満開を迎えて、散り始めた。

遺族の多くが桜の花にいろんな思いがある。

私の場合、あゆみはまだ花が分からなかったが

母は桜が大好きで、

でも最後に無理やり見に行った桜には

しんどすぎて喜ばなかった。

だから毎年その光景が桜の時期には蘇る。

 

ほかのかたから聞く話では

今年の桜は見れるだろうか…?と案じて

見れた。見られなかった。とあり

いずれにしてもその桜を、

次の年からも見に行くご遺族、

もう行くことができなくなったご遺族、

行けなくなっていたが、漸く行けたご遺族。

 

日本人にとって桜は

一年を象徴するような

健康を象徴するような

人生をも象徴するような

壮大で荘厳な花だなあ。

 

昨日書いたような専門職対象の講座でなく

小学校の授業に招かれたとき

あゆみとの別れの話をしたら

一人の男子児童が、

聞いた話をお父さんに話してくれたらしい。

 

そしたら、「お父さんは言いました。

『花びらは散っても花は散らない』

という言葉どおりのお話だね」

という作文を書いてくれた。

このことも、

毎年桜を見ると思い出す。