週3回リハビリ
2019/05/31というわけで、週3回リハビリに通う生活に、あたふたしている。
ことの発端をもう一度振り返ると、
スキー場で、暴走スノーボーダーに追突されたため
週明けに、整形外科に行ったが ←これスポーツクリニック
「大したことはない」と、「年のため」と言われた。
は?
「こけなくても、あなたの年なら肩もおかしくなりますよ」と。
え…
相手にされなかったこともあり、このあと放置してしまう。
時間が経てばよくなるのか、と思っていたら
時間が経つほど痛みは増し、夜中もうずくようになり、動かなくなってゆき
痛みと睡眠不足で、へろへろになって大きな病院に行くと
けん盤断裂と知らされた。
「よく、まあ、何か月間も」とも言われた。
手術は、救急以外は予約がえんえん詰まっていて、
それまでリハビリ。左手の可動域を広げるための。
えーーっ、こんなに痛いのに、リハビリ!
でも、リハビリって何するの?
押したり?曲げたり?引っ張ったり??
無理!ぜったいに無理。
私、「できません」と言った。
しかし半ば強制的に、リハビリの部屋に押し出されていき、
そこに待っていたのは、理学療法士という人。
そういう職種は知っているが、お目にかかったことがない。
私ものすごく不機嫌な顔をしていたと思う。
これ以上、肩にかかる痛みには、もう耐えられないので。
しぶしぶ台に腰掛けると、
横になり方から教えてくれた。
左手を少しだけ動かす練習。
手をぎゅっとは握らない。これならいつでも放てる。
痛い事されたら、きっと振り切るからね。
痛いことは、しないのだとわかってきた。
痛いと感じる手前で止めてくれる。
何で先にわかるのだろう。
最初に、「一緒にやっていきましょう」
と言われた言葉は聞き流していたが
途中で、「きっと良くなります」
と言ってもらった言葉に、
うなずく前に、涙が出ていた。
最初の医者に相手にされず、
放置してしまい、自分がどんどん悪くしてしまい、
ずっと一人で抱えて、ずっと一人で耐えてきたから。
「きっと良くなる」と、私も思った。
そう思ったら、まだ何も良くなっていないのに
涙が出るほど嬉しかった。