1か月目の初検診

2019/09/02

きょうで手術から1か月。

きょうから肩専門の先生が主治医になってくれた。

今頃？とも思うが、これからが大事なのかもしれない。

再断裂で、再手術という人がいるから。

 

専門だし、尋ねなくても必要なこと言ってくれるようになり

とても助かる。

しかも、この先生は無口ではないみたい。お話し上手。

 

いくらお話し上手でも、１つお話しがおかしいと思った。

痛みに対し、薬を替えようか、ということになり

麻薬のような効果がある、という話から、私の悪夢の扉が開かれた。

いま言っておこうと思った。

手術のあと、麻薬の点滴の針が抜けていたこと。

今後、同じ失敗を防ぐためにも。

 

「先生、麻薬の点滴、抜けてたんです」と言ったら

・え！そうだったんですか！！

・それはすごく痛かったでしょう　すみませんでした

・そんなことになっていたとは思いもしませんでした

のいずれかを先生は言うと私は想像していた。

つまり、驚かれるか、謝られるか、困られるか。

 

ぜーんぜん違った。

「ああ、アレ、抜けることあるんです」

（あぜん。そんな簡単に言う？めっっっちゃ痛かったのに）

「ほんと、100人に1人とかじゃないですから」

（その説明わかりやすいけど、さらに軽いって）

「気にしなくていいですから」

 

私、あっけにとられていたが、最後の一言は、あとで考えてもおかしい。

「気にしなくていいです」は、

いま抱えている不安に対して言うことだよね。

 

あー、そういうことか。

私が、ずっと気にしていると思っているわけだ。

あのことが予後を悪くするのではないか？とか。

まあ、患者にはいろんな人がいて

そんなことが病気の原因なわけがないことを、原因だと思いこんでいたり

影響するわけないようなことを、するんじゃないかと不安に駆られたり

私も、そういった悩みを打ち明けたと思われたのかも？

そうじゃないですってば。