あの時の痛さに比べれば

2019/08/31

相変わらず肩が痛く、特に夜中に痛いので、なかなか元気が出ない・・・

手術は、肩の専門の先生がやってくれたそうだが

その先生は、病室を1度訪ねてくれただけで

専門ではない主治医が、よく病室をのぞいてくれた。

 

来たら、「どうですか?」と言ってくれるが

ほかに何か言ってくれることはなく

来てくれるだけでいい、と思うようになった。

 

でも1度だけ、「言ってくれて良かった」ことがある。

それは抜糸のとき。

「チクっとします」と言って、チクチク抜きだした。

私、こういうときは、息を吐くと少しましなんじゃないか?

と思ったものの、息、ずっと止めていた。

 

そしたら「いま半分終わりました。あと半分です」

とその先生が言ったのだ。

これは助かった。でも意外だった。

黙々と抜ききるイメージだから。淡々と。

 

今どのあたり、後どのくらい、という情報は

我慢しているときには、とても助けになる。

 

そういえば、私が感じている痛さを把握するために

「マックスを10としたら、今どのくらいですか?」

という尋ね方を、リハビリの先生がよくしていた。

 

最初の日、手術の次の日には、「9!」と言ったのだった。

「麻薬の点滴」の針が抜けてたんだから。

あれには参った。何日も痛かったなー

それに比べれば、今は、痛くても5か6くらいかな。

 

ちなみに、あゆみが産まれるときに

「マックスが10なら、今どのくらい?」と聞かれたなら

「20!」と言っただろう。