また弁当作りに舞い戻り

2020/07/16

こんな役が、また回ってくるとは思いもしなかった。

毎日、私は、ダイキの弁当に縛られている。

今年からダイキが赴任した学校は、給食がない・・・

私が何よりニガテなのは、早起きなんだ。

 

普通の社会人は、社食があったり、外食もできるじゃないか。

学校で働いていたら、それができない・・・

しかも、残して帰ってくることも少なくない。

食べる時間が、ぜんぜんなかった、って、

一体どうなってるんだ?!

 

そもそも食べるのが、子どもの下校後だと言う。

子どもが食べている間は、連絡帳を書いたり?

食べている子どもの相手をしたり??

まあ、それも大事な仕事でしょう。

でも、私は、その仕事の一環ではないはずだーー

 

あれは、ダイキが10才のときだった・・・

私はがんになって、悪いとわかって、入院が続いて、、、

あゆみの時に見放されたと知った神様に

ダメもとで、また頼んだのだった。

 

あと5年、生きさせてください。

ダイキが中学校を卒業するまででいいです。

中学校に、お弁当を作って持たせるために

私に5年の命をください。

 

って祈りは届き、かなり余分に生きさせてもらえて

もう私の一生分の願いは叶っていると思い

あとは「小さないのち」にささげよう ←大げさ?

と思って暮らしているなか

もう一回弁当作りに励むかい?って言われても

もう、いいし。

 

せめて、残さずぜんぶ食べろ、って思う。