「タンクに穴があいてる」と言われていた

2020/10/31

きょうは、遺族会運営のための研修を受けていた。

ストレスの解説で、こんな図が出てくる。

バケツに、水がざーざー入って、

そのままでは溢れる。

溢れないために、バケツの下のほうに蛇口があって

溜まったら、蛇口をひねって排出する。

 

このバケツの大きさには個人差があって

大きなバケツになることを目指さなくても

蛇口の開け閉めが上手になれば、

水(ストレス)は溢れ出ることがない、という話。

 

ストレスとバケツと蛇口は、よく例えられる話だが

そういうことを知らなかった頃、

私は、「タンクに穴があいている」と言われたことがある。

タンク(=バケツ)は自分。自分の器のこと。

 

それは、この会を創った頃。あゆみが亡くなった頃。

動き続けても(水を出し続けても)、溢れない。

だって底に穴があいているのだから。

溢れないことを良いことに、動き回っていた。

 

でも、その状態で使い続けられるわけはなく

壊れるまで、自分をわかっていなかった当時の私。

 

毎日、しんどいのが普通だから、

疲労してしんどいのか?

あゆみがいなくて、しんどいのか??

 

とうとう倒れ、改心し、

穴の修理をして、

蛇口を付けて、

なのに、付けた蛇口の開け閉めは

未だに上手とは言えない。

 

はたらくこと大好き。

子ども亡くした人のことだったら。