NICUを生き抜くあかちゃんを尊敬

2020/11/01

大きな病院のNICUで赤ちゃんを亡くされた方々の

「わかちあい」の進行役として2007年から出席し

きょう、最終回を迎えた。

 

始まりは、

3人の看護師さんが私の家を訪ねてくれたこと。

病院でも当会と同様の活動をしたい、

と言ってくださり

感激した私は、ぜひ!と

その病院の職員でもないのに、参画した。

 

ずっとやっていけるといいようにも思い、

ぼちぼち世代交代することもいいように思い、

一番いいのは、

医療スタッフが独自に運営していくこと

だと思った。

 

NICUは、誕生じたいが危ぶまれた赤ちゃんが

短い一生涯を、全力で生き抜くところ。

 

よく生きて産まれてきてくれた、と思える話

生きた時間のすべてが入院治療だった話を

毎回お母さんお父さんから聴きながら、

尊敬すべきはNICUの赤ちゃんだー

と、いつも畏敬の念をおぼえていた。

 

もう

あの病院の「わかちあい」には行けないけれど

当会にもNICUで赤ちゃんを見送った方が

何人もおられる。

これからも、小さな勇者の話、

ここで聴けるから。