子どもにも分かるように教えてほしい

2021/05/25

子どもが重い病気になったり、大怪我をしたりしたとき

親は、しっかり医師の説明を聞かなければならないが

ものすごく動転しているし

つらい説明は、否定したいような気持にもなるだろうし

そもそも、説明じたい難解だし

理解が大変。

 

だから、医師には分かりやすく、看護師にも

理解を助けるように、お願いしてきたが

親が説明を理解しなければならないもう1つの理由を

きょう知った。

 

授業で、学生さんが教えてくれた。

幼いときに、下のきょうだいさんが救急搬送され

集中治療室に入ったままになったが

子どもは面会に入ることができない。

だから、何が起きたのか、どういう経過なのか

知ることが難しい。

 

けれども、彼女のお家では

親御さんが、経過を詳細に知らせたという。

子どもには、知らせないほうが、、、

という考えもあるかもしれないが

何も知らないうちに症状が進み

蚊帳の外に置かれた子どもは、あとでどう思うだろう。

 

家族の一員として、

子どもにも、わかるように話す親は

えらいなあ、と思う。

 

それができるのは

親に理解できる説明が、丁寧になされていたから

とも言える。

 

子どもに分かるように説明をするのは

なかなか難しいことであるし

子どもに分かるように説明をすることにより

親も、より認識を深めるだろう。

 

親子の信頼関係を深める時でもあると思う。