今どき病気で偏見を向けられるとは

2021/05/26

神戸新聞の取材に、知人(研究者)が協力したので

その記事を読んだ。

新型コロナウイルスで家族を亡くすことについて。

 

「発症からほとんど会うことができず、大切な人が亡くなった

という現実を理解することが困難な場合がある」ことや

「看病やみとりができなかった罪悪感が、強く出る場合がある」

ことが、まず特徴とされている。

 

あゆみも感染症で亡くなり、瞬く間だったので

現実を理解することは困難だったが、

ほとんど会うことができない、ということはなかった。

 

看病やみとりはできたが、

罪悪感は、すごく、すごくあった。

 

あと、「インフルエンザで」と人に言えるが

「コロナで」は、言いづらく、言えないと聞く。

 

大切な人が突然亡くなって、

悲しい、に収まらない辛さのなか

ひと目や社会の偏見を避けなければ、とは

何ということ・・・

 

新型コロナに罹ったことは

悪いことをしたのではないのに。

 

明日、自分が罹ってもおかしくない病気

でありながら

近くて遠い、遠くて近い

捉えようのない病気に思える新型コロナ感染症。