あの頃の自分の味方で理解者でいたい

2021/05/27

大学の、公開講座のような講義を引き受けたところ

テーマが、絵本とグリーフケアなので

ちょっと悩む。

私、絵本に精通しているわけではないので。

 

まあ、持ち寄ってする、ということらしいが

帰ってきて、家にある絵本を繰りながら、ふと

ヨシタケシンスケさんの本が目にとまる。

 

ヨシタケさんの本は、絵本とは言えないが

遺族の間でよく話題になる。

遺族向けではないものの、「いけてない」自分を

少し生きやすくしてくれるから、かもしれない。

 

「おもわず考えちゃう」という本の127ページを

使わせていただこうかな。

1ページだけの章。

わずか4行。

 

いくつになっても

あの頃の自分の

味方で、理解者で

いてあげたい

 

この文章、そのままだと思った。

そこにあるイラストは、

大人になった自分が

塀の向こうから

幼い自分を見つめている。

 

文章はそのままだが、絵は、私の場合

今の自分が、

あゆみを亡くした頃の自分の

味方で、理解者でいたい

いつまでも、と思った。

 

できることなら、

同じような立場の人の

味方で、理解者であり続けたい

と思った。