一気に舞い戻り
2016/05/02 「会いたかった―」と、病友との再会を喜び
生きていてくれたことに感激した日、
その数時間後、
気分は急降下した。
こんどは、姑の隣の部屋のおじいさんのこと。
長く一人で暮らされていて、姑とも仲が良かったが、
部屋で亡くなっていた。
私は、長年ご遺族の悲しみを聴きながら、思うようになった。
亡くなった人のことを、
その人が生前、人を傷つけていたなら、どうしようもないが
そうではないなら、どういう亡くなり方をしても
他人がとやかく言うのが、一番よくない。
だから、ちゃんとしないと。
けれど、その部屋の掃除に、どうしても入れない…
もともと姑の仕事だが、94才なので
家業を手伝わないといけない。
死んだ人は、なんにも悪くない。
力尽きるところまで、生きた、ということ。
ただ… 父と同じ亡くなり方だった。
ああ。
だいぶん落ち着いてきていたのに
また引き戻されてる…
ムリや。
またしんどくなると思う。
誰かに変わってもらいたいが、
その場合、事情は言わないといけないだろうか。
そしたら、「とやかく」を言われそうで
それは亡くなった人にも悪いし、
しんどいときに、心無い言葉は、聞くのも嫌だ。
ああ。