ものすごーく久しぶりに行った宝塚
2022/05/28宝塚歌劇を観に行った。
先日の、従妹の子への御祝の、「おかえし」に
従妹は、私がタカラヅカ大すき!と思って招待してくれた。
確かに私は、タカラヅカ大すきだった。
でも、それは、中学生のとき。
中2で観た「ベルサイユのばら」。
こんな世界が、この世にあったのか!と
すっかりベルサイユ宮殿の住人?フランス人??
になってしまった私。
私も宝塚に入る!と言い出し
親は耳も貸さぬが
観に行き続け
バレエの教室も見つけてきて、勝手に通いだし
(お金はどうなっていたんだろ?)
塾の先生にも、もう高校はいい、と言って
勉強しないで、セリフはぜんぶ覚えて、、、
あの頃の自分が、生きてきた中で
一番輝いていたような気がする。
何がきっかけで
入るのはムリ、と自覚し始めたんだったかなあ?
そんなことばっかりが、
走馬灯のようにめぐりめぐるから
目の前で繰り広げられているストーリーが
さっぱり入って来ないのだ。
そして、つい、いつもの思考に陥る。
あゆみちゃん亡くなってから
以前楽しめたことが、楽しめなくなって
宝塚も、だった・・・
そんなこと思ってたら
この時間が勿体ない。
従妹にも悪い。
楽しまないと!
でも、そう思うこと自体、不自然で、、、
ところが終盤にさしかかったとき
キターーーー
この時期の舞台には、ラインダンスがあった。
初舞台生が、一糸乱れず舞い踊るさまに
背中から、足、ふくらはぎ迄
ぶるぶるが来た。
私、この舞台が大すきだった。
一生けんめい夢叶えた
みずみずしく、はち切れんばかりの
花開いたばかりの人たち。
昔も、今も、何も変わっていなかった。
涙が出てきた。
宝塚が好きなのか
がんばっている人が好きなのか
よくわからなくなっていたが
でも、全身で感動する自分が
戻ってきていることが、確認できた。
もう楽しめない、なんて思わないで
好きだったところへは、これからも
まず行こうと思う。