なかなか大丈夫じゃないと言えないワケ

2022/06/06

当時のことを思い返すと

やっぱり、むずかしいなあ、と思う。

人づきあい以前に

自分のことが。

 

私も、傷ついてばっかりだった。

基本的に、そっとしておいてほしい、よりも

声かけてほしい派、だったと思う。

 

なのに、その「声かけ」が、

どうも、しっくりこない。

 

たとえば

「大丈夫?」と声かけられたとすると

つい「はい、大丈夫です」と返してしまう。

そしたら、昨日書いた「こんにちは、は言いましたよ」

と同じように

「大丈夫?は言いましたよ」のところへ行ってしまう。

 

大丈夫?の尋ね方って

言葉の上でも、大丈夫か?を尋ねているから

どうしても、大丈夫が前提となり

そこをはっきりさせている、みたいな感じに

なりがちなのだ。

 

私、大丈夫じゃないですーーーー

って言える強さ?が、なかったのかもしれない。

 

強さ、いる?

弱っているのに。

 

だからといって

弱いものとして、見なされると

下に見られるみたいな感じは

やっぱり傷つくわけで、、、、

 

どうなん?

どうしたら、いい?

 

そうだ。

「どう」なのか、尋ねてほしかったかな。

その後どう?

どうしてる?

って様子を尋ねてくれる人、いた。

 

いっぱい聴いてもらったなあ。

いくらでも話せた。

 

様子を知りたい、と思ってくれている気持ち

何かできることはないかな、と思ってくれている気持ち

そういった相手の心が

肌で感じられ

自分も元気になったら

人にやさしいくなりたい

って思ったなあ。